2012年度第一回表記委員会を日本心理学会第76回大会会場で開催しました。
委員全員が揃うことはできませんでしたが、2日に分けてなんとか開催しました。
欠席された委員各位のご意見もメール等で事前にいただいた上での会合でした。
なお議事録は、井澤先生にお願いしました。
その場でメモをとりつつ、終了後にメールで全委員に送付。
何度かのやりとりの後完成品と成りました。
委員会で何が語られているか、公開させていただきます。
2012/09/22・委員長 山田冨美雄
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日本健康心理学会研究推進委員会ミーティング議事録(2012年9月11日)
出席者:山田冨美雄、平井啓、井澤修平(敬称略)
○募集期間について
1か月程度の準備期間が妥当と考え、10月20日の締め切りが候補としてあげられた。
順次申請をしてきたグループから承認をする案もあげられた。
○研究部会助成規程の内容について
グループの構成の条件について、「健康心理学会会員3名を含む合計10名」が提案された。
(他分野との連携などを考えると、健康心理学会の中でまとまるのは、よくない)
○その他
以下の意見があげられた。
・研究資金獲得を最終的な目的とするのであれば、研究部会よりは、個人を対象として英文校閲費用(5万円×2回)を、個人に支払うのがよいのではないか(個人の論文数や論文の被引用回数が最近では研究費の獲得では重視されているため)。
・来年度の助成が未定であるなら、研究部会への助成よりは、研究集会に対しての助成が合理的ではないか。
・研究集会を行うのと、研究グループをたちあげて研究費を獲得するのは、本質的に違うので、分けて考えたほうがいいのではないか。
・日本心理学会で研究会制度があるので、新たに健康心理学会で制度をたちあげる必要があるのか(日本でも、将来的に、American Psychological Associationのようになるのではないか?)
・今年度(実質的には2013年8月?)は研究部会の助成の方向性の変更は難しいが、来年度以降であれば、検討できる。
参考資料(最近の人文系の研究費にまつわる動向について)
・リスク社会の克服と知的社会の成熟に向けた人文学及び社会科学の振興について(報告)
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日本健康心理学会研究推進委員会ミーティング議事録(2012年9月12日)
出席者:山田冨美雄、田中共子、廣川空美、井澤修平(敬称略)
○募集期間について
10月20日の締め切りの案について問題がないことが確認された。
○研究部会助成規程の内容について
・グループの構成の条件について、健康心理学の枠にとらわれない多領域にまたがった研究グループの構成のために、「健康心理学会会員3名を含む合計10名程度(代表者は健康心理学会会員)」とする案があげられた。
・助成金の使用ルールについて、助成規定で触れる必要性が指摘された(先日の大竹先生、廣川先生のメールで指摘された事項)。
・「会員の研究交流を促進するための助成」と記載する案があげられた。
○その他
・若手育成の観点からも英文校閲費用の補助が望ましい、賛成であるとの意見があげられた。
・研究の国際化を図るために、他の学会(例えば、日本行動医学会など)の方針などについて情報を収集する必要性が指摘された。
・研修などについて、他学会との協力の必要性が指摘された。
・研究の国際化については、特に、2013年3月に東京で行われる6th ICOH International
Conference on Work Environment and Cardiovascular Disease(http://icoh2013.com/index.html)の機会を利用して、アジア健康心理学者の交流会を行うことができないか、との提案がなされた。
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以上
・2日にわたる会議の議事メモ中最初の話題「締め切り・・・」というのは、研究部会申し込みの締め切り日のことです。
・ICOHとの連携等については後日国際誌委員会等で検討していただくこととなりました。