2014年5月19日月曜日

2014年度研究部会への助成募集の開始

 (社)日本健康心理学会では、2012年度より研究部会制度を発足しました。この制度の目的は、本学会員ならびに健康心理士が、連携して共同研究を実施し、健康心理学の課題解決に取り組むことを推進するものです。研究推進委員会は、こうした研究グループの集会に資金的援助を行います。
 中長期的には、健康心理学的介入効果を大規模サンプルを用いて評価するための研究プロジェクト作りを想定しています。研究部会が母体となり、文科省・厚労省等の科学研究費の申請に至ることを期待しています。

1.この制度の概要
(1)申請方法
 募集は年1回行います。所定の申請期間内に、「申請書」および「研究部会参加者名簿」を研究推進委員会までご提出ください。申請書には、開催予定の公開研究会、報告会等の予定を記載してください。
(2)グループ構成
 10名程度のグループ(本学会員最低3名以上)を対象とします。
(3)グループ名称
 グループが承認されて助成を受けた場合には、「一般社団法人日本健康心理学会**研究部会」として活動していただきます。助成を受けたグループは学会に研究部会として登録されますが、登録は一年度を単位とします。助成を受けている期間については、「○○年度日本健康心理学会○○研究部会」を名乗ることができます。
(4)助成金額
 原則として、初めて助成を受けるグループは10万円以内、前年度に助成を受けたグループが引き続き助成を受ける場合は5万円以内とします。
(5)助成金の使途
 使用目的は、国民の健康に寄与する研究グループの結成と、研究集会等の活動(会場費、講師謝礼、ならびに交通費、資料制作・印刷費、研究会開催に伴う昼食費等)やそれに準ずる活動に限ります。具体的にはグループ作りのキックオフ集会、研究準備・打ち合わせ会、来年度開催の学会学術大会シンポジウム企画会議等が考えられます。
(6)助成期間
 各グループは、初年度を含めて3年間、継続して助成を申請できます。申請書は、年度ごとに提出する必要があります。ただし助成の次年度に、申請の義務があるわけではありません。
(7)助成グループの義務
 助成期間内に1回以上、公開の研究集会を開催してください。また健康心理学会の大会で部会活動の成果を報告するシンポジウムに参加してください。成果は健康心理学研究の特集号など、健康心理学会の学会誌等に寄稿してください。年度末には、成果報告書、会計報告書、助成金額の使用に伴う領収書の提出が必要です。成果報告書は、活動性、学術性、貢献性の観点から評価されます。報告書は以下よりダウンロードしてください。

http://jahp.wdc-jp.com/doc/20140516-01.doc
http://jahp.wdc-jp.com/doc/20140516-02.xlsx


2.2014年度の募集について
 今年度は以下の5分野のいずれかの研究グループを公募します。新規の申請ならびに継続の申請を受け付けます。
 (1)がん予防、(2)自殺予防、(3)看護・介護職支援、(4)身体活動量増進、(5)発達支援

応募方法: 専用フォーム(様式1、2)を用い、日本健康心理学会研究推進委員会の本件担当委員 井澤修平(izawa*h.jniosh.go.jp)宛メール添付してください。
(*は@に直してください。)

応募締切: 2014年6月20日
助成期間: 2014年4月1日~2014年3月31日

必要書類: 申請書類等は、以下よりダウンロードしてください。
(様式1)申請書       http://jahp.wdc-jp.com/doc/bukai-shinnsei.doc
(様式2)研究会名簿     http://jahp.wdc-jp.com/doc/bukai-kaiinn.xls

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